大島一正(Issei Ohshima)

 
 
 

写真

上 毎年春恒例の網室内植え替え作業.両側の鉢植えがカシグルミで,奥で穴を掘って植えているのがネジキ.

右上 メインの実験材料であるクルミホソガ Acrocercops transecta.

右下 野外での調査風景.手に持っているのはオニグルミの葉.

自己紹介

Information

氏名  大島一正(Issei Ohshima)

住所  606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5

所属  京都府立大学 大学院生命環境科学研究科

E mail  issei (at) kpu (dot) ac (dot) jp

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(英語)

植食性昆虫の寄主転換(餌とする植物を換えること)に注目して,複合的な形質の進化と種分化を多方面(分類学,生態学,系統学,遺伝学,集団遺伝学,量的遺伝学,行動学等)から研究しています.主な研究材料としては,リーフマイナーのクルミホソガ Acrocercops transecta(鱗翅目:ホソガ科)を用いています.この蛾にはクルミ科植物を食べるホストレースと,ツツジ科のネジキを食べるホストレースが含まれています.さらに,年多化性で実験室内での累代飼育が容易であり,世代期間も短い(27℃で約3週間)ため,寄主適応遺伝子の特定だけでなく,様々な研究の展開が期待できます.