ABOUT US

 新鮮な野菜を食べておいしさに感心したり、花の美しさに魅了されたり、誰でもそのような経験はあると思います。でも、野菜も花も元々は野生植物。多くの場合、かつては今ほど美味しくなく、また、人目を惹く魅力的な姿かたちではありませんでした。

 現在では、長年にわたる育種と栽培技術の発展によって、美味しい野菜、魅力的な花をかなり安定して生産できるようになりました。しかし、育種や栽培の技術はトライアンドエラーで開発されてきた歴史が長いため、「なぜ」美味しい野菜や魅力的な花になったのか、「なぜ」生産が安定したのか、分からないことがたくさん残されています。

 私どもは、このような「なぜ」を、分子機構から圃場や温室での栽培まで、様々な角度からのアプローチで解き明かし、より高度な生産技術の開発を目指しています。

 研究室は精華キャンパスにあり、キツネやタヌキが出没するのどかな環境ですが、近鉄新祝園駅、JR祝園駅から送迎ワゴン車が運行されており、通学に支障はありません。

 研究テーマに興味のある方は、見学を随時受け付けています。また、大学院生(社会人を含む)を募集していますので、気軽にご連絡ください。

NEWS & TOPICS

        
  • 2022/12/10 花卉生産における植物生育調節剤の利用技術についてとりまとめた総説が、Scientia Horticulturae に掲載されました。この成果は、計画的でロスが少ない花卉生産技術の開発に役立つことが期待されます。論文はこちら。農学生命科学科HPでの紹介記事はこちら
  • 2022/11/28 サトイモとダイショの収穫調査が終わりました。研究室のみなさん、農場職員さん、お疲れさまでした。
  • 2022/04/28 サトイモを研究室総出で露地圃場に定植しました。これからの生育が楽しみです。
  • 2022/04/01 研究室に新4回生が入室しました。
  • 2022/03/31 春の作付けに向けて、サトイモ種芋の調製を研究室総出で行いました。これから芽出しをして、4月下旬に植えつけます。
  • 2022/03/23 博士前期課程2回生、学部4回生が学位を授与されました。これからの社会での活躍を期待しています。
  • 2022/02/18 4回生が、卒論発表会で研究成果を発表しました。発表、質疑応答ともに立派でした。
  • 2022/02/14 博士前期課程2回生が、修論発表会で研究成果を発表しました。発表、質疑応答ともに立派でした。
  • 2022/01/15 花の育種の過程で新しい花色が花弁に障害を引き起こす仕組みと、その回避方法を明らかにした論文が The Horticulture Journal に掲載されました。この成果は、新しい花色の育種に役立つことが期待されます。論文はこちら。農学生命科学科HPでの紹介記事はこちら
  • 2021/07/01 温度とラップ包装がダイジョの褐変に及ぼす影響を明らかにした論文が 農業生産技術管理学会誌に掲載されました。この成果は、ダイジョの消費拡大に役立つことが期待されます。論文はこちら
  • 2021/04/29 研究室ウェブサイトを一新しました。
  • 2021/04/01 研究室に新4回生が入室しました。
  • 2021/03/23 博士前期課程2回生、学部4回生が学位を授与されました。これからの社会での活躍を期待しています。
  • 2021/02/16 博士前期課程2回生が、修論発表会で研究成果を発表しました。発表、質疑応答ともに「さすが院生」というレベルでした。
  • 2021/02/12 4回生が、卒論発表会で研究成果を発表しました。皆さん1年間でたくましく成長し、発表、質疑応答ともに立派でした。
  • 2020/07/15 トレニアの花の模様が形成される仕組みを明らかにした論文が The Horticulture Journal に掲載されました。この成果は、花の模様の育種に役立つことが期待されます。論文はこちら
  • 2020/04/01 研究室に、新4回生が入室しました。
  • 2020/04/01 ゴマの生理障害に及ぼす光と温度の影響を明らかにした論文が Environmental Control in Biology に掲載されました。論文はこちら
  • 2020/04/01 定年退職した寺林敏教授の後任として、西島隆明教授が着任しました。経歴は こちら